リンパ球性下垂体炎 治療

リンパ球性下垂体炎の治療法

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リンパ球性下垂体炎とは、下垂体の前葉または後葉に起こる炎症性の疾患です。
下垂体にリンパ球が浸潤することで、炎症を起こし、下垂体の機能に障害が起きます。
リンパ球性下垂体炎は、3つの型に分けられます。
リンパ球性下垂体前葉炎は、下垂体の前葉が侵される疾患で、妊娠や出産時に発症することが多く、慢性甲状腺炎などの他の自己免疫疾患との合併症が多く見られます。
症状としては、頭痛、視野障害、乳汁分泌、無月経、疲労感などがあげられます。
リンパ球性漏斗下垂体後葉炎は、下垂体の後葉または、漏斗が侵される疾患で、妊娠とは無関係とされています。
抗利尿ホルモンの分泌にかかわる脳機能に問題があることによって起こる、中枢性尿崩症の原因となり、頻尿や多飲、口渇などの症状が見られます。
リンパ球性汎下下垂体炎は、下垂体の前葉、後葉および漏斗の両方が侵される疾患です。

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リンパ球性下垂体炎の治療法は、以下の通りです。
症状の緩和を目的とする副腎皮質ステロイドの投薬を行います。
下垂体前葉機能の低下が生じた場合は、ホルモンの不足の程度に応じ、副腎皮質ステロイドや甲状腺ホルモンの補充療法を、薬や注射で行います。
ステロイドを使用することで、下垂体へのリンパ球の悪影響を抑える効果があると考えられています。
ステロイドの継続的な補充により、骨がもろくなる骨粗鬆症、白内障による視力の低下、顔が丸くなるムーンフェイス、感染症などの副作用がでる可能性がありますが、適切に対処することで、副作用の可能性が低くなります。
尿崩症がある場合は、抗利尿ホルモンのバソプレシンと同じような働きを持ち、大量の尿が出るのを防ぐ、デスモプレシン点鼻薬の治療を行います。
生活上では水分の摂りすぎには十分注意する必要があります。

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